ドラマ『liar』スペシャルインタビュー 佐藤大樹×見上愛

ドラマ『liar』スペシャルインタビュー
佐藤大樹×見上愛

2022.2.21

累計1,500万PVを達成した人気小説で、コミック版は紙・電子合計で累計200万部を突破している話題作「liar」が、いよいよ実写ドラマ化。佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE)と見上愛のW主演で、恋の駆け引きの本音が見え隠れする“沼る!ズレ恋ストーリー”を展開していく。先日撮影を終えたばかりの2人に、ドラマの見どころなどを語ってもらった。

「普段の自分とはまったく逆の役でした」(佐藤)
「全て真正面から向き合おうと思いました」(見上)

――撮影はいかがでしたか?

佐藤「いやー、大変でした!」

見上「大変だったよね(笑)」

佐藤「丸々1ヵ月くらい、毎日朝から晩までずっと撮影していました。ドラマの中では時間軸が飛びながらストーリーが展開されるんですが、順撮りではなくバラバラに撮っていたので、今自分が撮影しているのはどの場面なのかをみんなで確認し合いながら撮らなきゃいけなかったのが、苦労したポイントでした」

見上「同じ場所での撮影は一気に撮る感じだったんです。大変でしたけど、スタッフさんも含め、誰も嫌な顔をしていなくて、すごく明るい現場でした」

佐藤「監督と3人で話す機会が度々あって、“台本の通りに演じるのは8割でいいから”というのをすごくおっしゃってくれたんです。シーンが成立するように、いろいろな選択肢を試せたのが他の現場にはない感じでした」

見上「ワンシーンごとに“今どう思って、なんでこうしたの?”みたいなことを監督が聞いてくださったりして。そういった話し合いの時間が多かったです。そのかわり、テストの時間は基本的にありませんでした。最初に大まかな動きとカメラの場所を決めたら、もう“本番!”という感じでした」

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――そうした撮影スタイルは、やりやすかったですか?

佐藤「はい。僕はテストがなくて逆にやりやすかったですね。今までの経験上、テストの方がリラックスできているのに、本番は力が入ってしまう……ということも多かったんです。今回は出たとこ勝負で、テイクを重ねるごとに“違う動きをしてもいいから”と、監督に言ってもらえたので、救われました」

見上「時間のあまりない現場で、そういう方法はリスキーなことでもあると思うんです。それでも、良い物を作るために決断してくれて、プロデューサーさんやスタッフさんも“その選択でいきましょう”と言ってくださるのは、すごく幸せなことだと思いました」

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――役を演じるうえで意識したポイントは?

佐藤「市川は普段の自分とはまったく逆の人物。思っていることを伝えられずに、でも自分なりに一生懸命伝えようとしていて、それが逆に変な誤解をさせてしまう。その不器用さを嫌味がないように演じようと思いました。視聴者の方に嫌われすぎてもイヤだなと思いましたし、最終的には応援したくなるような男でいたかった。その感じを表現できたと思います」

――ともすれば嫌われそうな部分を魅力的にみせる工夫は?

佐藤「一人で家やホテルにいる場面など、美紗緒と会っているシーンと会っていないシーンのギャップはすごく意識しましたね。わりと大げさにやってみたり、普段のクールな市川とは“そんなに違うんだ”と思われるくらい笑ってみたり。“本当は優しい人なのに、伝えられない不器用さがあるんだ、そこがカワイイな”と思ってもらえるような市川像を意識しました」

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――美紗緒を演じる時に意識されたことは?

見上「思っていることがすぐ顔に出ちゃうところは美紗緒とすごく似ているなと思いました。私は普段、傷つかないように、いろいろなことを自分の都合のいいように解釈しちゃうんですけど、美紗緒はそれができなくて、正面からぶつかっている。なので、起きている出来事に対して、悲しいことも、楽しいことも、つらいことも、全部真正面から向き合ってお芝居しようと思いました。あと、視聴者の方は美紗緒に感情移入されると思うので、美紗緒のイチさんへの愛はちゃんと表現できるように意識しました」

――1話と2話で女性目線と男性目線が交互に描かれます。「男女でこんなに見方が違うのか」という発見はありましたか?

佐藤「1話のシーンを2話では市川目線で描いているので“この時にこう思っていたからああいうことをしたんだ”という答え合わせができるんです。市川を演じている中で“普段の自分もこういう部分があったんだな”と気付かされることも多かったです。いつもは思っていても人に言えなかったり、周りに合わせて行動をしてしまったり……市川みたいな人って、たくさんいるんだろうなと思いました」

見上「何度も台本と漫画を読んでいるはずなのに、2話で“イチさん、あのときこんなふうに思ってたの?”と思っちゃったんです(笑)。それくらい、イチさんと向き合っているときの表現と、モノローグでの表現が違っていて“早く素直になりなよ!”って思うんですけど、その素直になれないところが成長していく部分だったりするので、すごく面白いなと思います」

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――共演の方とのエピソードを教えてください

佐藤「上司の出野司を演じられている古川雄輝さんこそ、僕の中では、イチのイメージです。すごくクールで、感情を全然表に出してこない。役が入っていたこともあって、あまり話せなかったんですが、すごく完璧主義な印象を抱きました。僕にとっては欠点のない方で、ずっと完璧でした」

見上「私はけっこうお話してたな(笑)」

佐藤「それをずっと横目で見ていて羨ましかった(笑)」

見上「古川さんは、口数が多い方ではなかったですけど、丁寧に返してくださって普通にいろんなお話をしました。あと、田所さんを演じた川島海荷さんは、お話しをする前に役としてお会いしたので、すごく上品な人の印象だったんですが、普通にお話をしたらとてもフランクな方。壁のない、すごく素敵な方でしたね」

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――今後どんどんお話が展開していくと思いますが、見どころは?

佐藤「男女の目線が変わるというのは、やっぱり見どころですね。特に、1話をご覧になった方は、すごくもどかしい気持ちだと思います。“なんでこんなに美紗緒が傷つかなきゃいけないんだ、なんで市川はこんなに冷たいんだ”って思っているかもしれないですけど、2話ですべて解消されますから。3話からは、ひとつのお話の中で目線が切り変わったりと、楽しみ方が広がっていきます。原作と同じように、時間が急に飛んだりして、そこからの恋愛の発展の仕方や、それでもすれ違っちゃう2人の恋愛模様を楽しみにしてもらいたいです」

見上「展開がすごく早くて、1話と2話は、美紗緒視点と市川視点で描かれるんですけど、3話からは時間が飛んだり、どんどんいろいろなことが起きていきます。4年後になってからは、お互いに成長しつつも、アレ?と思う部分もあったりして。周りのキャストの方のキャラクターもすごく面白いので、人間模様を見ていただけたらと思います」

『liar』
MBS/TBSドラマイズム枠にてMBS(毎日放送)毎週火曜深夜0:59~、TBS毎週火曜深夜0:58~放送中
TVer&MBS動画イズムで全国無料見逃し配信
dTVで見放題独占配信ほか、スピンオフドラマ「liar~すれ違う恋~」独占配信
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©「liar」製作委員会

あらすじ
商社勤務のOL成田美紗緒(見上愛)は、同じ部署で働く市川一哉(佐藤大樹)のことを疎ましく思っていた。市川は優秀な商社マンで課長の出野司(古川雄輝)からの信頼も厚いが、歯に衣着せぬ物言いを美紗緒は好きになれずにいた。しかし、ふとしたキッカケで、市川に好意を抱くようになる。一方で市川も、仕事の覚えが早く、恋にも真っ直ぐな美紗緒に惹かれていき、やがて2人は身体を重ねるようになる。ところが、市川には田所裕子(川島海荷)という、結婚を前提に交際している女性がいた。
出演
佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE)、見上愛
川島海荷、太田基裕、高田里穂、佐藤友祐、山谷花純、濱正悟、蒼野孝介
古川雄輝、升毅
原作
袴田十莉・もぁらす「liar」(双葉社・エブリスタ)
監督
熊坂出
脚本
内平未央、大谷洋介、下亜友美
©「liar」製作委員会
サイン入り写真プレゼント
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ポプラン
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(プレゼント提供:ウィルメディア編集部)
※応募受付は終了いたしました。

撮影:伊東隆輔/取材・文:宮崎新之
ヘアメイク(佐藤大樹):大木利保(CONTINUE))/スタイリスト(佐藤大樹):吉田佳輔
ヘアメイク(見上愛):豊田健治/スタイリスト(見上愛):下山さつき(AN)

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