映画『きさらぎ駅』スペシャルインタビュー 本田望結×莉子

映画『きさらぎ駅』スペシャルインタビュー 本田望結×莉子

2022.5.27
本田望結×莉子

匿名掲示板に投稿されたことをきっかけにネット上で話題を呼んだ都市伝説をテーマに、実写映画化。恒松祐里扮する大学生・春奈が、この世には存在しないはずの異世界駅「きさらぎ駅」の謎に迫る様を描く。ホラー初出演の本田望結が女子高生・明日香役、モデルとしても活躍する莉子がギャルの美紀役で共演。インタビューでは、ホラー作品の現場で体験したことやお互いの印象などを語ってもらった。

「普通のお芝居ではできないことを経験しました」(本田)
「FPS(一人称視点)での撮影をみんなで頑張りました」(莉子)

――完成した作品を見た感想は?

本田「初めてホラー映画に出演したんですけど、演じている時は効果音やCG合成もないので、あのシーンはこんなふうになったんだなって。ストーリーを知っているのに普通に驚いていました」

莉子「先を知っていても怖いんです。CGの力もそうですし、永江(二朗)監督ならではの演出もすごいなと。台本を読んだだけでは自分の中で映像をはっきりと想像できないところがホラーの良いところ。見ていてゾクゾクってなるぐらい最高に面白かったです」

本田望結×莉子

――そもそも、ホラー映画は平気なタイプですか?

本田「私は映画自体が好きなので、いろいろなジャンルを見ます。ホラーを見る時は怖いもの見たさというか、苦手だけど手で顔を隠しながら指の隙間から見る感じ(笑)。ゾンビ系はあまり得意ではなくて、『エスター』のような心理的に怖いタイプのホラーが好きです」

莉子「私は大の大の苦手です(笑)」

――映画『牛首村』でホラーに挑戦していましたけど、免疫はできなかった?

莉子「できないですね。いつまで経ってもできないと思います。『牛首村』の試写で見たのが人生初のホラー映画だったので、今回はあの時よりも頑張れた気がしますけど…。それでも一人で『うわっ!』って言いながらびっくりしていました(笑)」

本田望結×莉子

――演じる上で、ホラー映画ならではの難しさはありましたか?

本田「匿名掲示板に書かれた都市伝説を実写化するという難しさがあるなと思いました。それと、永江監督とお会いした時に『ホラー映画は自然なお芝居をしている人には難しいよ』って言われて。驚きたいけどカメラが来るまでじっと我慢したり、ホラー独特の間のようなものがあったりして、普通のお芝居ではできないことを経験しました。今回の作品を通して新しい発見みたいなものがあったような気がします」

莉子「FPS(一人称視点)という撮影では普通のお芝居とは違う演じ方があって。リハーサルの時からキャストみんなで一致団結しながら頑張ったという感覚があります。独特の撮影方法を体に覚え込ませることが大事だなと思いました」

本田望結×莉子

――演じるキャラクターとはどんなふうに向き合いましたか?

本田「私が演じた明日香は芯が強くてしっかりしている女子高生です。なるべく大人っぽくなりすぎないように、ドキドキしているところは10代の女の子らしさを出したり、初めて会った大人をすぐには信用できないところを上手く表現できたらいいなと思いながら演じました」

莉子「美紀はギャルという設定だったので、エクステを付けてヒョウ柄のシャツを着たらそれっぽく見えるかなって。衣装や髪形に助けられたような気がします。あとはタイプが違う男の子2人と一緒に行動しているので撮影の合間もなるべく3人でいるようにして、ゲームをしたりおしゃべりをしながらコミュニケ―ションを取るようにしていました」

本田望結×莉子

――都市伝説に興味はありますか?

本田「私はUFOやお化けとか何でも信じちゃう派です。そういう意味では都市伝説にも興味はあります。でも、怖いからあまり近付きたくないです」

莉子「私も信じるだけ信じて絶対やりたくない派。できる限りお化けとかにも会いたくないです」

――怖がりだというお2人は、劇中の明日香のように真っ暗なトンネルを一人で歩くことも難しい?

本田「明日香はすごいですよね」

莉子「あのトンネル、本当に怖かったですよね?」

本田「真っ暗で、先は何も見えなかったですよね。明日香は本当にしっかりしていますから。だからこそ、高校生らしい弱い部分も見せないといけないなと。他の登場人物たちよりも大人っぽく見えないように演じました」

莉子「明日香のようなたくましい高校生がいたら、ずっと頼っちゃうと思います」

本田望結×莉子

――今回が初めての共演となりますが、お互いの印象は?

本田「私は、莉子さんに会えるのが楽しみだったんです」

莉子「えっ、ホントに?」

本田「ご本人にもお伝えしたんですけど、昔から大好きなんです。台本に『莉子』って書いてあるのを見て、本当にあの莉子さんなのか信じられなくて。読み合わせの時にお会いして、あぁ本当に共演できるんだなって。その時に勇気を出して『好きです』って告白しました」

莉子「今回は初共演の方たちばかりですごく緊張していたんです。その時に本田さんが話し掛けてくれて。以前から私のことを知ってくださっていたみたいで、それがすごくうれしかったんです。私も本田さんのことをいろいろな作品で見ていましたし、本当にかわいい方だなと思いました」

本田「ありがとうございます(笑)。莉子さんは、ものすごくかっこいい方で。永江監督にも自分が思っていることをしっかりと伝えたりして、結構グイグイいくタイプなんだなと思いました」

莉子「私は性格がはっきりしているんです(笑)」

本田「もう、完全にほれました(笑)。莉子さんがプロデュースされているとてもいい香りがするハンドクリームをいただいて。ずっとつけていたら、すぐになくなっちゃいました」

莉子「本田さんは、しっかりしているなという印象。現場でも誰よりも落ち着いているんです」

本田望結×莉子

――主人公である大学生・春奈を演じている恒松祐里さんの印象は?

本田「頼りになるお姉さんという印象です。永江監督と一緒にみんなを引っ張ってくださって、すごくかっこよかったです」

莉子「ロケが多くて、線路の上などで待機するようなこともあったんですけど、いつも周りに気を使って話し掛けてくださるんです。恒松さん発信で話が広がったりして、さすが主役だなと思いました」

――では、最後に注目ポイントをお願いします!

本田「私にとっては初めてのホラー映画ですからお客様を怖がらせる仕掛けがありますけど、相手を思う優しさだったり、究極に追い込まれた時の人間の裏の顔だったり、いろいろな素の姿が映し出されていると思います。見終わった後に怖いだけではない感情が生まれると思うので、劇場に足を運んでいただけたらうれしいです。私自身も、この作品に出会えてよかったなと思っています」

莉子「“きさらぎ駅”という都市伝説を信じるか、信じないか。自分だったらこういう時にどうするのかを考えながら見ると楽しめると思います。ホラー映画なので驚いたり、ビクビクしてもらえたら永江監督も私たちもうれしいです。ぜひ、見てください!」

映画『きさらぎ駅』6月3日(金)全国公開
きさらぎ駅

©2022「きさらぎ駅」製作委員会

きさらぎ駅

©2022「きさらぎ駅」製作委員会

あらすじ
大学で民俗学を学ぶ春奈(恒松祐里)は、ネットで現代版“神隠し”と話題になっている都市伝説「きさらぎ駅」を卒業論文のテーマとして取り上げることに。投稿者ではないかと言われている純子(佐藤江梨子)の存在を知った春奈は、早速彼女の元へ。純子から「きさらぎ駅」にたどり着いた経緯やその後の出来事を聞いた春奈は半信半疑。しかし、その都市伝説が気になった春奈は「きさらぎ駅」の舞台となった鉄道の駅を訪れる。
出演
恒松祐里、本田望結、莉子、寺坂頼我、木原瑠生/芹澤興人/佐藤江梨子
監督
永江二朗
脚本
宮本武史
配給
イオンエンターテイメント/ナカチカ
©2022「きさらぎ駅」製作委員会
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(プレゼント提供:ウィルメディア編集部)
応募受付ページ

撮影:島村緑/取材・文:小池貴之
スタイリスト:本田望結/田中トモコ(HIKORA) 莉子/岡村春輝
ヘアメイク:本田望結/牧野裕大(vierge) 莉子/いたつ
衣装協力:本田望結/RE SYU RYU、ヴァニーユー(アンティローザ)、ダニエラアンドジェマ、AGU、お世話や

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